いつもの歯みがきにプラスα
更新日:令和5年7月18日
- デンタルフロス
- 歯と歯の間のプラークは歯ブラシだけでは除去できませんが、デンタルフロスを使うことでプラークをで取り除くことができます。
デンタルフロスは、指に巻き付けて使うもの・ホルダー付きのタイプがありますが、初心者にはホルダー付きのタイプがおすすめです。子ども用サイズもあります。
使用する際は、歯と歯の間の歯面に沿わせながら、のこぎりを引くように前後させてゆっくり挿入し歯の側面をこすりながらゆっくり出します。歯と歯の隙間があまりないところや食べ物が詰まりやすいところに使用しましょう。 - 歯間ブラシ
- 歯と歯の隙間が大きい場合に効果的です。サイズが豊富にありますので、かかりつけの歯科医院で相談しましょう。歯間ブラシには、ストレートタイプとL字型タイプがあります。
上の歯の時は先端を斜め下向きに入れ、下の歯の時は斜め上向きに入れ、歯肉を傷つけないようにしましょう。歯と歯の間に入れたら前後に数回動かし、ゆっくり引き抜きます。 - タフトブラシ
- 歯と歯茎の境目、一番奥の歯の奥側を磨くのに効果的です。また、抜けた歯の隣の歯の隣接面を磨くのにも最適です。
- 舌ブラシ
- 舌の汚れ(舌苔)は舌ブラシや歯ブラシ等で、舌をできるだけ前に出し奥から手前に2~3回、優しくこすりましょう。舌はとても傷つきやすいので、力を入れすぎず、軽くかき出すようにしてください。最後にうがいをしっかり行いましょう。一回ですべてを落とすことは難しいので、続けてやってみましょう。舌をきれいにすることで、口の中の細菌が増えるのを防ぎ口臭の予防にもなります。
- フッ化物入りの歯磨剤
- フッ化物には歯の質を強化する働き(むし歯の原因菌が作る酸に溶けにくい歯質にすること)と歯へのミネラルを補給する働き(再石灰化)があります。15歳以上の方はフッ化物配合の歯みがき剤を2センチメートル程度つけブラッシングしましょう。フッ化物濃度が高い製品(1500ppm)は15歳未満の方は使用しないようにしてください。フッ化物を定着させるためにも、うがいは10~15ミリリットルの水で1回だけします。
他にも薬用成分入りの歯磨剤には、歯肉炎予防や知覚過敏を防ぐものがあるので用途に応じて選ぶのもよいでしょう。 - 洗口液
- 洗口液は口腔内の洗浄・消毒を目的とする液体で、口の中をゆすぐために用いられるものです。他に洗口剤・オーラルリンス・マウスリンス・マウスウォッシュと呼ばれます。薬用成分は歯磨剤と同様ですが、研磨剤、発泡剤、粘結剤を含まない液体で、うがいをすることによって口臭予防や歯質強化、ドライマウスの症状緩和、歯面への細菌の付着抑制などが期待できます。「液体歯みがき」と表示のある製品はうがい後に歯みがきを行うための歯みがき剤です。混同されやすいので注意しましょう。
お口の中を長時間清潔に保つには、就寝前の丁寧な歯みがきで目に見える汚れを落とし、洗口液を使うのも効果的です。
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