セアカゴケグモに関するお知らせ
更新日:令和6年10月21日
令和6年10月20日区内【しながわ区民公園(勝島3丁目2)】で、セアカゴケグモを発見し、10月21日現地調査のうえ、発見場所および周辺の殺虫剤による駆除を行いました。
セアカゴケグモは基本的におとなしく攻撃性はありませんが、メスは毒をもっています。咬まれると痛みや腫れなどの症状が現れることがあります。発見した場合には、絶対に素手で捕まえたり、触ったりしないように注意してください。
セアカゴケグモは基本的におとなしく攻撃性はありませんが、メスは毒をもっています。咬まれると痛みや腫れなどの症状が現れることがあります。発見した場合には、絶対に素手で捕まえたり、触ったりしないように注意してください。
セアカゴケグモとは
セアカゴケグモは主に熱帯・亜熱帯に生息するクモです。
平成7年に大阪府内で初めて発見され、その後日本各地で生息が確認され、環境省によるとこれまでに45都道府県(令和元年8月現在)で確認されています。

セアカゴケグモ メス(背中側)写真(環境省提供) セアカゴケグモ メス(腹側)写真(環境省提供)
平成7年に大阪府内で初めて発見され、その後日本各地で生息が確認され、環境省によるとこれまでに45都道府県(令和元年8月現在)で確認されています。


セアカゴケグモ メス(背中側)写真(環境省提供) セアカゴケグモ メス(腹側)写真(環境省提供)
特徴
- 成熟したメスの体長は約1センチメートル
- 腹部は大きな球状
- 全体が光沢にある黒色で、背中側に目立った赤色の縦条がある
- 腹側に赤い砂時計状の模様がある
生息場所
日当たりが良く、暖かいところを好みます。地面や人工物のあらゆる窪みや穴等に落ち葉などをつけた不規則な巣をつくり、そばに潜んでいます。- 排水溝の中やふたの裏側
- 花壇の隙間
- 縁石の穴
- 自動販売機の裏 など
咬まれないためには
発見しても、素手で捕まえたり、触らないように気をつけてください。
屋外で作業する場合には、軍手など手袋を着用することが予防となります。
咬まれた時の症状と対処法
咬まれると、激しい痛みを伴う局所の腫れ、めまい、嘔吐などの局所症状、血圧の上昇、呼吸困難などの全身症状が現れることがあります。
咬まれたときは、すみやかに医療機関にご相談ください。できるだけ早く治療を受けることが大切です。
この際、可能であればセアカゴケグモを殺して医療機関へ持参すると、より適切な治療につながります。
※セアカゴケグモは法律により生きたまま持ち運ぶことが禁止されています。殺虫剤等で殺してから医療機関へ持参してください。
駆除方法
セアカゴケグモを発見した場合は、以下の方法で駆除してください。その際、素手で捕まえたり、触らないように気をつけてください。
- 家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を使用する
- 熱湯をかける
- 靴で踏みつぶす
- 卵には殺虫剤が効かないので、靴でしっかり踏みつぶす
関連リンク
お問い合わせ
品川区保健所生活衛生課環境衛生担当
電話:03-5742-9138
FAX:03-5742-9104