マダニ媒介感染症(重症熱性血小板減少症候群)について
更新日:令和3年4月1日
中国において2009年頃より発生が報告され、2011年に初めて原因ウイルスが特定された新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)」の症例が、国内においても確認されています。
重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:SFTS)とは
2011年に初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス)に感染することによって引き起こされる病気です。主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。
どのような症状が出ますか
潜伏期間は6日から2週間で、主な症状は発熱と消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)です。
時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こします。重症化し、死亡することもあります。
時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こします。重症化し、死亡することもあります。
予防するためには
マダニに咬まれないようにすることが重要です。
特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。これは、重症熱性血小板減少症候群だけではなく、国内で毎年多くの報告例がある、つつが虫病や日本紅斑熱など、ダニが媒介する他の疾患の予防のためにも有効です。
草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくすることが大事です。
また、屋外活動後はマダニに刺されていないか確認して下さい。
特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。これは、重症熱性血小板減少症候群だけではなく、国内で毎年多くの報告例がある、つつが虫病や日本紅斑熱など、ダニが媒介する他の疾患の予防のためにも有効です。
草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくすることが大事です。
また、屋外活動後はマダニに刺されていないか確認して下さい。
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ダニに関すること
品川区保健所生活衛生課環境衛生担当
電話:03-5742-9138
FAX:03-5742-9104
感染症に関すること
品川区保健所保健予防課感染症対策係
電話:03-5742-9153