カビ対策・住まい方のポイント(基本の対策)

更新日:令和3年4月1日

カビの生育には温度、水分(湿度)、栄養素などが必要です。対策のポイントは、室内を湿気させないこととこまめな清掃です。ダニ対策と併せて、住まい方の参考にしてください。

カビ対策の基本

換気の基本を押さえる
  • 各室の換気口は1年中開けておく。 各室の換気口を1年中開けておくことで、冬、夜間、留守時など窓を開けられない際の自然換気ができます。
  • 平成15年7月以降に着工した建物は24時間換気の機能があるので、換気口を閉めると計画どおりの換気ができなくなります。
  • 台所や浴室などの換気扇を使用している際には、排気する空気量と同じ量の外気が換気口から入らないと換気扇の効果が落ちてしまいます。
カビが生えやすい場所
湿度が高い台所、トイレ、洗面所やお風呂場、換気不足で空気のよどみとなるタンス等の家具類の裏や押入れのほか、滞在時間が長く汚れが溜まりやすいカーペットや布団等があります。また、エアコン、加湿器、空気清浄器などの機器も注意が必要です。

水蒸気の拡散を抑える

浴室・洗面所・台所などで発生した水蒸気を室内や玄関に拡散せず排気する
  • ガスコンロを使用する時は、必ず換気扇を使用してください。
  • 入浴後の換気(朝まで換気扇をかけっぱなしにする)をしっかりしましょう。
  • 浴槽のお湯は溜めたままにせず抜いて、使用後はよく洗いましょう。また、浴室の壁や床に残ったせっけん、髪の毛、垢などはカビの栄養になるので、入浴後にシャワーで洗い流しましょう。
居室の水蒸気発生源
浴室や洗面所以外の居室には、植木鉢、水槽、加湿器などの水蒸気発生源があります。灯油・ガス使用の開放型暖房器具や衣類乾燥機も水蒸気を発生させるため、使用中は常時換気をしましょう。
お問い合わせ

品川区保健所生活衛生課環境衛生担当
電話:03-5742-9138
FAX:03-5742-9104