カビ対策・住まい方のポイント(冬期の対策)
更新日:令和3年4月1日
窓で流れるほどの結露がある場合は、押入れの布団などの収納物や家具の裏など、ほかの冷えたところでも結露している恐れがあり、カビ発生の原因になるため、注意が必要です。
居室の結露対策
- 冷えた窓面と暖かい居室の空気を遮断するために
-
- カーテンボックスがつけられる場合は、カーテンボックスを設けましょう。
- カーテンは2重にして、床までつく長さにしましょう。
- 結露対策のシートは、窓以外のところで結露を生じさせてしまうので、お勧めしません。
- 就寝時に
-
- 湿度は就寝前が最も高くなるので、寝る前に少しの時間窓を開けて、水蒸気を出してから暖房を切るようにすると効果的です。
- 押入れは開けたままに
-
- 換気を整えても冬期に冷えてカビが発生する場合は、押入れを開けたままにし、通気をよくしましょう。
冬期に冷える場所にカビが発生する場合の対策
- 冬期に冷える場所
-
- 冬期に冷える場所としましては、北側や暖房していない部屋の居室の家具の裏や引き出しの底、押入れやクローゼットの収納物、下駄箱の靴などがあります。
- 浴室からの空気に注意
-
- 浴室の空気が玄関や冷えた居室に流入していないか確認しましょう。各室の換気口を閉めていたり換気口が十分にない状態で、台所の換気扇を作動させると、浴室換気扇が給気口となって排気に見合う量の外気が取り込まれることがあります。このことにより、浴室の湿気た空気が玄関や冷えた居室に流入して結露し、カビ発生の原因となります。各居室の換気口は開けておき、台所換気扇を作動している際に浴室の空気が脱衣場へ出てこないようにしてください。さらに、必要ならばカビが生じる居室の窓を少し開けて台所換気扇を作動させると良いです。気になる場合は、浴室の扉を閉めた状態で台所換気扇を作動させ、浴室の扉の隙間から脱衣場側に空気が出てこないことを確認してください。
お問い合わせ
品川区保健所生活衛生課環境衛生担当
電話:03-5742-9138
FAX:03-5742-9104