お肉の食中毒予防

更新日:令和3年6月1日

ユッケ、鶏刺しなどの中心部まで十分に加熱されていない料理を食べたことによる、食中毒事件が発生しています。

食中毒を引き起こす原因菌である「腸管出血性大腸菌(O111およびO157など)」「カンピロバクター」は、手指や調理器具を介して他の料理に付着(二次汚染)します。こうして菌が付いた料理を食べても、同様に食中毒を引き起こすため、ご家庭でも注意が必要です。

「新鮮な生肉なら安全」は間違い

どんなに鮮度がよくても、生肉にはもともと食中毒菌が付いていることがあります。

新鮮だからといって、肉を生もしくは半生で食べると食中毒になる危険があります。

 

野生鳥獣(ジビエ)のお肉や内臓も注意

イノシシやシカなどの野生鳥獣(ジビエ)では、家畜のように飼養管理されていないため、さらに生食することは危険です。

 

子どもとお年寄りは特に危険

子どもとお年寄りは抵抗力が弱いため、食中毒の症状が重症化しやすくなります。

生肉による食中毒で後遺症が出ることや、死にいたる場合もありますので特に危険です。

 

お肉による食中毒を予防するためには

・肉を生や加熱不十分な状態で食べることは避け、中心部までしっかり加熱する

・肉を焼くときは専用の器具を使用し、自分が食べるための箸で生肉にさわらない

・生肉にさわった調理器具は熱湯や漂白剤でよく消毒をし、手指は石けんを使ってしっかり洗う

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