男性のHPVワクチン任意予防接種の全額助成

更新日:令和6年4月1日

HPV(ヒトパピローマウイルス)は女性が罹患する子宮頸がんや、男性が罹患する肛門がんや性感染症(尖圭コンジローマ)等を引き起こすウイルスです。


男性の肛門がん等を予防し、接種を希望する保護者の経済的負担を軽減するため、品川区では、令和6年4月1日より、男性へのHPVワクチン任意予防接種の費用の全額助成を開始します。

品川区 男性へのHPVワクチン任意予防接種費用全額助成

対象者

接種日時点で品川区在住の小学6年生から高校1年生相当の男子

助成金額

 全額助成(3回)

使用ワクチン

4価HPVワクチン(ガーダシル®)
4価HPVワクチン(ガーダシル)の説明書(PDF : 2MB)

※9価HPVワクチン(シルガード9®)は男性への接種が承認されいなため、受けることができません。
   
   

接種スケジュール

  • 標準的には、1回目の接種から2か月に2回目を受け、1回目から6か月後に3回目を受けます。
  • 3回接種を完了するためには、半年以上かかります。
  • 高校1年生相当の男子で区の助成を利用して3回接種を希望する場合は、遅くとも9月末までに1回目の接種を開始してください。

助成の受け方

品川区の実施医療機関(PDF)に接種予約を取り、接種当日に配布される予防接種予診票を使用して接種を受けてください。
予防接種予診票は区から配布いたしません。

品川区 実施医療機関


品川区 男性HPV任意予防接種 実施医療機関(PDF)

品川区外の医療機関や、品川区内でも区と契約のない医療機関で接種した場合には区の助成を受けることができません。ご注意ください。


保護者の同伴

 接種を受ける本人が16歳未満の場合
  • 原則として親権者である保護者の同伴が必要です。
  • ただし、接種を受ける本人の健康状態をよく知っている祖父母等が「委任状(予防接種)(PDF,96KB)」を持参した場合には、保護者に代わり同伴することができます。
  • 13歳以上16歳未満の場合は、保護者が自署した同意書(PDF : 89KB)を本人が接種当日に持参にすれば、保護者の同伴がなくても接種をうけることができます。

接種を受ける本人が16歳以上の場合
  • 保護者の同伴がなくても一人で接種を受けることができます(同意書等不要)。

接種当日に必要なもの

  • 親子健康手帳(母子健康手帳)
  • 委任状(祖父母等が保護者に代わり同伴する場合)
  • 同意書(13歳以上16歳未満で、保護者が同伴しない場合)

副反応

   頻度10%以上 注射部位の痛み・赤み・腫れ
 頻度1~10%未満 頭痛、注射部位のかゆみ、発熱
 頻度0.1~1%未満 めまい、腹痛・下痢、注射部位の出血・内出血等
 頻度不明 皮ふ局所の痛みと熱を伴った赤い腫れ、リンパ節の腫れ、おう吐、筋肉痛、寒気等
 
 まれに以下のような重篤な副反応が起こることがあります。その際は医師に申し出てください。

  • アナフィラキシー反応(呼吸困難、じんましん等)
  • 気管支痙攣(発作的な息切れ等)
  • ギラン・バレー症候群(手や足に力が入りにくい、しびれ)
  • 血小板減少性紫斑病(鼻血、歯ぐきの出血等)
  • 急性散在性脳脊髄炎(まひ、知覚障害、運動障害等)

 男性のHPVワクチン接種は予防接種法に基づかない任意の予防接種です。
 万が一、予防接種を受けたことによる健康被害が起きた場合は、予防接種法ではなく、
 独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく補償となります。
 
 詳しくは独立行政法人医薬品医療機器総合機構・健康被害救済制度(別ウィンドウ表示)をご覧ください。

注意事項

  • 体調が良いときに接種を受けてください。
  • 医師が特に必要と認めた場合、インフルエンザワクチン等と同時に接種を受けることができます。
  • 令和6年3月31日以前に自費で接種を受けた方への償還払いはありません。




品川区 男性HPV任意予防接種 実施医療機関(PDF)
委任状(予防接種)(PDF,96KB)
同意書(PDF : 89KB)
 
 

 

お問い合わせ

品川区保健所保健予防課
 電話:03-5742-9152
 FAX:03-5742-6013