施政方針:区政運営の基盤

更新日:平成20年2月20日

以上、主な事業の概要をご説明いたしましたが、次に、区政を進める上での基盤について申し上げます。

区民にとって身近な区政の推進

区政運営を円滑に進めるためには、区民の声をしっかりと聴くとともに、区の考えをわかりやすく区民に伝えることが大切です。
私は就任以来、区民意見公募手続(パブリックコメント)の制度化や、地域に出て、区民の方と率直に意見を交換し合うタウンミーティングを実施してまいりました。引き続き、20年度もタウンミーティングを実施し、区民の声に耳を澄ませて、区民参加の区政運営を進めてまいります。
区民への情報提供については、「広報しながわ」の11日号を全号8ページに増ページするとともに、記事内容をさらに充実させてまいります。ホームページやケーブルテレビとあわせて、区民への情報提供をさらに強化してまいります。

協働の推進

また、協働の推進については、これまでの取り組みを踏まえ、ボランティアやNPO等への具体的な支援策の拡充について、区民や活動団体等のご意見を伺いながら検討してまいります。

信頼される職員の育成

次に、職員の育成についてですが、新しい基本構想を実現していくためには、区民との接点となる職員一人ひとりが職務を誠実に執行して区民の信頼を得るとともに、進取の精神をもって職務にあたることが重要です。質の高い行政サービスを維持発展させるための人材育成を引き続き図ってまいります。

都区のあり方

都区制度改革については、都区の役割分担を踏まえた財源配分のあり方など、大きな課題が引き続き残されたままとなっております。これらについては、現在、「都区のあり方検討委員会」において、事務配分、区域のあり方、税財政制度などの検討が行われております。私も幹事会のメンバーとして、区民に最も身近な基礎自治体である区の役割を踏まえたうえで積極的に発言してまいります。