平成22年度施政方針 <平成22年度の区政運営>

更新日:平成22年3月3日

平成22年度の区政運営

さて、平成22年度の区政運営について申し上げます。
世界同時不況の影響はわが国の経済に大きな打撃を与え、いまだ回復の兆しは見られません。
経済の動向が区の財政に影響を及ぼすのは、1年後、つまり平成22年度であります。大変に厳しい区政運営を余儀なくされますが、区民生活を守るための重点施策は積極的に展開してまいります。
また、国政では、政権交代後初めての新年度予算が編成され、子ども手当などの新たな施策が盛り込まれ、自治体にも様々な影響があると考えております。
こうした国の動きに対しては、迅速かつ正確な情報把握を行うとともに、これまで以上に自主性、主体性のある区政運営に努め、健全財政を堅持していかなければなりません。
さらに、新型インフルエンザをはじめとして区民の生命や財産に脅威となる事件や事故に対しても迅速かつ的確に対処する必要もあります。
したがって、今後の区政運営には、激変する社会経済情勢から生ずる緊急的な課題への柔軟性と迅速性、区民の暮らしと安全を守るための堅実な施策の展開、さらに、福祉やまちづくりなどには将来を見据えた中長期的な視点が必要であります。
以下、品川区の緊急課題への対応と、さらに、長期基本計画の着実な前進のための主要施策について、重点事業を中心にご説明申し上げます。