区長メッセージ 第29号 平成20年6月3日 基本構想策定に寄せる思い

更新日:平成26年7月10日

濱野区長画像

 輝く笑顔
   住み続けたいまち
             しながわ

 

  平成20年 6月 3日
品川区長

濱 野  健

  (はまの たけし)

 

3月27日、区議会にご承認いただき、品川区基本構想ができました。これは、区の将来像を決める区と区民の共同指針となるもので、広報しながわ4月21日号やホームページ、パンフレットなどで皆さんにも内容をお知らせしているところです。
基本構想の策定にあたっては、区民アンケートなどで多くの方の意見をお聞きし、策定委員会で熱心に議論をいただきました。この構想をまとめるに当たって、私がどのような思いを持っていたかということを、改めて皆さんにご報告したいと思います。

国際都市東京の表玄関

大井埠頭の風景

一つは、品川区は「国際都市東京の表玄関」であるというとらえかたです。
古くは、武蔵の国の表玄関として品川道が府中と品川を結び、江戸時代は東海道の一の宿として江戸の表玄関でした。
そして現在、品川区とその周辺には、国際空港羽田があり、大井埠頭がある。国際的なモノとヒトの入り口です。国内に目を向ければ、新幹線の品川駅開業や、群馬から神奈川をつなぐ湘南新宿ラインや、千葉方面からはりんかい線が通っています。品川というのは、昔も今も、交通、物流、人の流れの要衝・拠点だと思っています。

この基本構想策定にあたっては、将来のまちづくりに向けて、国際都市東京の表玄関である品川という地の利を活かしていきたいと考えました。

住・工・商の絶妙なバランス

活気溢れる戸越銀座商店街もう一つは、品川区は住・工・商が融けあい、共存しているという点が特長だと思っています。
つまり、住の場所、工の場所、商の場所というのが、はっきわかれているのではなく、隣り合わせにパッチワークのように並んだまちなのです。
品川区が発展するためには、この住・工・商、いずれも元気が良くなければならない。そうでなければ、まちの魅力である住・工・商のバランスを欠いてしまいます。そのことは、私にとってこれからのまちづくりを進めていく上で非常に重要なことです。

「輝く笑顔 住み続けたいまち しながわ」の実現に向けて

基本構想パンフレット

この基本構想を実現するために、今年度は長期基本計画を策定します。
そこで、6月28日、7月2日・17日には、タウンミーティングを行います。新しい基本構想とこれからの品川区のまちづくりに寄せる私の思いを聞いていただき、皆さんの率直なご意見をいただきたいと思います。
参加を希望される方は、どうぞ広報広聴課へお問い合わせください。

「輝く笑顔 住み続けたいまち しながわ」の実現のため、ともに手を携えていきましょう!