平成20年度 品川区当初予算案の プレス発表を行いました
		平成20年 2月 8日
		品川区長	濱　野　　健
			（はまの　たけし）

　2月5日、平成20年度の予算案についてプレス発表を行いました。NHK、品川ケーブルテレビ、各日刊紙や専門紙など20人余の記者にお越しいただいての発表となりました。

今回の予算編成にあたり、平成20年度の区政運営に臨む基本的な考え方として、時々刻々発生する行政の課題に対応しうる施策を展開すること、さらに基本構想の初年度にあたり、そこでお示ししたあるべき都市像と施策の方向に沿って現行事業をさらに充実させ、新しく策定される長期計画に円滑に接合していくこと、の二つをあげました。

この考え方に添い、これまで培った財政力と健全財政を基礎に、子育て支援施策や教育改革の推進、高齢社会への対応や環境問題への対策、安心安全の地域社会づくりなどを柱に、第6次総合実施計画の計画事業230本を予算化した結果、一般会計1,376億1千200万円（対前年2.3％増）の積極予算となりました。

5日のプレス発表では、主な事業をいくつかピックアップし、予算化にあたっての私の考え方をパワーポイントを使いながら説明させていただきました。高齢者見守りネットワーク、健康な歯で長寿9016、小規模商店街支援事業、中小企業支援～ものづくりのまちづくり、品川区の小中一貫教育と就学前乳幼児教育プログラム、教員の独自採用と区内留学制度、働く保護者を支援する新しいしくみ（入園予約によるシームレス保育、短時間就労者限定の独自の保育制度、認証保育所の保育料助成など）、住宅・建築物耐震化支援、立会川・目黒川の浄化作戦、品川音頭30周年都はるみコンサートなどについてお話ししました。

これは、20年度に予算化した施策のほんの一部ですが、20年度の区政展開に対する私の考えや思いをわかりやすくお伝えするために例としてあげさせていただいたものです。中でも「保育園の入園予約」は、全国初の取り組みということで、NHKの全国ネットのニュースや、日刊新聞に、何社からも全国版記事として取り上げられましたことは、大変に嬉しく、また励みとなりました。

プレス発表の様子は、3月の毎週水曜日に、南東京ケーブルテレビの区民チャンネル「しながわホットほっと」の中で、「明日の品川に向けて（30分番組）」として放映される予定です。どうぞご覧ください。皆さんの感想などをお寄せいただければ幸いです。

なお、編成した予算案は、2月20日から開かれる第1回区議会定例会に提出し、予算特別委員会でご審議いただき、4月から新年度事業を展開してまいります。