区長メッセージ 第22号 平成19年11月26日 地域のために貢献されている皆さんに深く感謝

更新日:平成26年7月10日

 地域のために

 貢献されている皆さんに

 深く感謝します

  平成19年11月26日
品川区長

濱 野  健

  (はまの たけし)

 今年初めて地域貢献団体感謝状贈呈式を行いました。
 私の公約のひとつは「お互いがお互いを見守る地域社会づくり」です。
 「お互いがお互いを見守る」という日本語があるのかなとも思いますが、要するに地域社会の中でひとりひとりが他のひとりひとりに心配りをする、目配をするという地域社会でありたいという思いです。

 今品川区のごみ収集は各戸収集になっていますが、以前は集積所に出す方式でした。それをイメージしていただいてのお話になりますが、警察の方から聞いた話では、空き巣が一番多いのは、ごみ出しがだらしないところだそうです。

 ごみ出しがきちんとしているということは、地域の目が行き届いていて、きちんと出しましょうということが地域のひとりひとりに行き届いているという町と言われていました。地域の目が行き届いているから空き巣は狙いにくいというわけです。
 反対にごみ出しが散乱しているようなところは、地域の目が行き届いていない、誰も見ていないから、空き巣にとっては非常にねらいやすいということです。

 地域の人たちが自分達の地域を見守る、自分達の地域に関心を持つということは、本当に大事なことだろうと思います。
 治安についてもしかり、子育て支援についてもしかり、高齢者福祉についてもしかり。
 地域の力によってそれらがうまく回っていくものだと思います。

 今回は、地域でまとまって自主的に活動をしている30団体を選ばせていただきました。
 福祉的なことをしている方々、青少年を見守る方々、あるいは、伝統文化をはぐくみ保存し伝えていこうという方々。活動は様々ですが、どの方も地域を拠点として地域のためにボランティアで活動されている方々です。

 もちろん、地域のために尽くしてくださっているのは、この方々だけではありません。
 例えば、町会の会計の方、婦人部の方、青年部の方、目に付かないところで会長を支え、町会を支えている方々は多くいらっしゃいます。
 また町会以外にも、地域には多くの方々が活動していらっしゃいます。
 それらの力に着目して、今後ともこのような感謝の場を続けたいと思っています。

 行政は、皆さんの活動がしやすいように、施設や環境を整える努力を続けて参ります。
 よりよい地域社会づくりのために、皆さんの更なるご努力やご尽力をお願い申し上げます。

感謝状贈呈式のようす(平成19年11月14日)
「いつもありがとうございます」
手話ダンス「ハイネの会」の活動報告