区長メッセージ 第15号 平成19年7月3日 区民と区政の架け橋となる職員を育成しています

更新日:平成26年7月10日

  区民と区政の架け橋となる

   職員を育成しています

  平成19年 7月 3日
品川区長

濱 野  健

  (はまの たけし)

 

 6月29日、今年度の品川区役所のイメージアップ運動推進本部会議を開催しました。この運動は、副区長を本部長として、全庁上げて取り組んでいるもので、接遇向上だけに留まらず、日々の職務について職員ひとりひとりが考え、工夫、改善をし、区民サービスを向上することを目的としています。
 私も出席し、幹部職員に対し、サービス向上について今年度も全職場をあげて取り組むよう強く指示いたしました。

イメージアップ運動推進本部会議(6月29日)


 今年度、職員が取り組むべきことはいくつかありますが、そのうちの一つとして「区民の声」として寄せられたご提案を全庁的に実施していくことが決まりました。
 それは、区民の皆さんが書く申請書の宛名の表記です。

 いくつかの申請書に「品川区長様」と印刷されたものがあり、不自然、不快という声が寄せられました。そこで、早速「品川区長あて」とすることを決めました。

 これは、平成4年にあて先の表記について「殿」を廃止し、「様」に統一するなど、役所文書をわかりやすく親しみやすくしようと見直しを行った時に残ってしまった課題でした。

 変更手続きが必要なもの、在庫や印刷時間の関係から、明日から全ての書類について変更できるものではありませんが、できるだけ速やかに区民の皆さんのご意見を実現させていきたいと思っています。

区役所が行う多様なサービス
~お客様に親しみやすく、わかりやすくを心がけています~



 「イメージアップ運動」というのは、電話・窓口対応を中心とした、区民サービス向上の運動です。これは平成3年に役所の体質改善と職員の意識改革を掲げて始まったもので、既に15年継続しているものです。

 とかくマンネリに陥りそうな地道な取り組みではありますが、「継続は力なり」と「サービス精神・チャレンジ精神・新感覚」を合言葉に、毎年取り組み目標を決め、全庁的運動として続けてきました。

 昨年実施した世論調査によると、この運動に取り組む以前の昭和63年に比較し、品川区役所に対する「気軽、親切、信頼できる」などプラスイメージは向上し、「融通が利かない、冷たい、無責任」などのマイナスイメージは減少しています。これは本当に嬉しいことです。

 この運動の成果が表れたものと受け止めていますが、時代や社会の急速な変化に対応できるよう、今後とも、区民との接点となる職員の資質向上、信頼される職員の育成について、気を緩めることなく実施していきたいと思います。


平成18年度世論調査結果より



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