区長メッセージ 第3号 平成19年1月1日 新春を迎え、気持ちを新たに

更新日:平成26年7月10日

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新春を迎え、気持ちを新たに

  平成19年 1月 1日
品川区長

濱 野  健

  (はまの たけし)

 

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様には健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年中は、区政のさまざまな分野にわたり、区民の皆様のあたたかいご理解とご協力をいただき、深く感謝しております。

 昨年は、私にとりまして、高橋前区長の後を引き継ぎ、区長としてスタートさせていただいた年でした。ここに、新年を迎え、改めてその重責に身の引き締まる思いがいたします。
 また、私は亥(いのしし)年の年男ということもありまして、気持ちを新たに品川区の一層の飛躍を期しているところです。

 天に向かって枝を広げる大樹は、目には見えない地中に深く深く根を張っています。そのように財政基盤がしっかりしていなければ、積極的な区民サービスは展開できません。
  本年は、三位一体改革による個人住民税率の均一化により、都市部の自治体には税収減が見込まれ、品川区としましても厳しい状況が予測されております。これまで培ってきた健全財政を、より堅固なものとするため、区政運営にあたっては質素倹約に努めてまいる所存です。

  本年3月には、品川区が誕生して六十周年を迎えます。
  これまで、品川区は、高齢者福祉・子育て支援・教育改革など、様々な分野で全国に先駆けた施策を展開してまいりました。
  一方、安心安全のまちづくり、歩行喫煙・ポイ捨て禁止、環境問題など、皆様とともにじっくりと取り組まねば効果のあがらない問題が増えています。

 今年は、これらの問題に皆様といっしょに取り組むための第一歩として、地域に暮らし、地域をよく知る皆様から、よりよいまちづくりについて、さまざまなご意見をお聞きしたいと思います。
  2月に八潮地域で、「品川の明日を語る」タウンミーティングを開催し、その後、各地域で順次実施していく予定です。

 区民の皆様から様々なご意見・ご要望を伺い、十分に検討し、これまで培った財政力を、必要な施策に重点的に投入していきたいと思います。

 本年も、品川区が住みよいまちとなりますよう、積極的な取り組みや新たな挑戦をしてまいります。区民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、皆さまのご多幸を祈念し、新年のご挨拶といたします。