教育改革「プラン21」の3つの視点

更新日:平成29年12月12日

3つの視点

 全国各地で様々な教育改革が進められていますが、本区では教育改革には下のくくりに示す3つの視点があると考えています。言うまでもなく、⑴に関する試みや努力、工夫は必要です。しかし、長年続けられてきたこれらの取組みは、日本の教育、そして学校を変えるきっかけになってきたでしょうか。現実を見て分かるとおり、残念ながらこの視点だけでは日本の教育、あるいは学校の体質そのものを変えていく改革にはなっていません。

 品川の教育改革は対処療法的なものではなく、日本の教育の本質的、根本的な枠組みを変えていく取組みです。そのために本区は、⑵に関する取組みによって、学校を「選ばれる学校」「外から評価される学校」といった、より社会一般に近付けた環境に置き直しました。安穏(あんのん)とした現状を基本的に温存したままで、様々な改革の工夫を試みても学校を本質的に変えることにはつながりません。⑶に関する制度改革も含め、品川の教育改革には、常にこうした考え方が底流に流れています。

三つの視点
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