「英語少し通じます商店街」プロジェクト始動

更新日:平成26年4月3日

~実践型英会話講座 外国人買い物客に“How may I help youm3”~

4月3日(木)、2020年東京五輪・パラリンピック開催に向けたプロジェクト「英語少し通じます商店街」が始動した。同プロジェクトは4日(金)午後1時~4時にも行われる。

このプロジェクトは、流暢な英会話力を習得することが目的ではなく、「少し」の英語に、おもてなしの気持ちを込めて、外国人観光客を積極的に受け入れる雰囲気を地域全体で作り上げることが目的。今回は、買い物客役の外国人が、旧東海道周辺(北品川1~2丁目)商店街を実際に英語で買い物をして回り、各店舗の店主は、英語講師のサポートを受けながら、最低限のキーフレーズを駆使して英語による接客に挑戦する。

2日間で参加する店舗は、八百屋、煎餅屋、呉服屋、蕎麦屋など計8カ所。
初日に参加した「せんべい処あきおか」(北品川2-2-8)の秋岡久良子さん(69)は、「いや~難しかったけど、ちょっと通じるとうれしいね」と笑顔で話していた。また、和菓子屋「木村家」(北品川2-9-23)の木村眞基店主(52)は、「英語がうまく話せなくても一生懸命に接客することで相手にも伝わる。それが『おもてなし』なんだと思いました」と感想を述べた。

初日の買い物客役を務めたのは、品川区国際友好協会の英会話講師2人とゲストハウス品川宿(北品川1-22-16)に宿泊中の外国人観光客1人。「食べ物や珍しいものがあると買い物しやすい」「店先に、簡単な英語のポスターが貼ってあると店内に入りやすい」など、外国人観光客の視点から様々なアドバイスもしていた。

今後は、メニューや商品名などを英語で表記したり、「英語少し通じます」の英字看板を希望する各店舗に掲げたりして、地域に根付いた取り組みとなるようにプロジェクトを継続実施する予定。

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