第14回 中延ねぶた祭り

更新日:平成26年9月20日

~大小5基のねぶたが全長約330メートルのアーケード商店街を運行する~

9月20日(土)、中延商店街・なかのぶスキップロードと昭和通り商店会(東急池上線 荏原中延駅近く)を会場に、「第14回中延ねぶた祭り」が開催された。

中延ねぶた祭りは、青森県黒石市の観光大使らを中心としたグループと中延商店街が共同で、平成2年から隔年で行っているもの。開催年ではなかった平成23年には、東日本大震災の被災地復興を願って特別に2年連続で開催するなど、今回で14回を数える恒例のイベントだ。

高さ約4メートル、幅約4メートルにも及ぶ、本場 黒石市から運ばれた大ねぷたのほか、区立東中延児童センターの中高生が製作したペンギンの小型ねぶたなど、大小5基の色鮮やかなねぶたが集結。午後5時に、昭和通り商店会から出陣し、全長約330メートルのアーケード「なかのぶスキップロード」を往復約3時間かけて練り歩いた。祭りを盛り上げる踊り手のハネト(跳人)には、事前に申し込みをした区民も飛び入りで参加。「ラッセーラー、ラッセーラー」と威勢のよい掛け声が中延のまちに響き渡った。

ねぶた出陣を前に、濱野健 品川区長は、黒石市の協力に対して感謝の言葉を述べ、高樋憲 黒石市長は、「今後も交流を深め、お互いに発展していきたい。今日は、黒石名物のねぷた、よされ踊り、つゆ焼きそばを十分に楽しんで、ぜひ、黒石にも遊びに来てほしい」と黒石市の魅力を訴えた。
中延商店街振興組合 横山俊明 理事長は、「隔年開催で14回目なので、黒石市とは30年近い交流になる。本当にありがたい。今日一日が、中延の熱い一日になってほしい」と、思いを語った。

会場となる商店街では、正午から「飲食店フェア」も開催され、ご当地グルメ「黒石つゆ焼きそば」の販売や青森県地酒のイベント、品川縣ビールの販売など、様々な模擬店が出店。そのほか、各所で、黒石よされ踊りや地元の子どもたちによるエイサー、バンド演奏などが行われ、会場は大勢の来場者で賑わった。

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