初開催 障害者水泳大会

更新日:平成26年9月23日

~2020年パラリンピックに向けて~

9月23日(祝)、日野学園温水プール(東五反田2-11-1)で、第1回障害者水泳大会が行われ、41人が競技に参加した。この大会は、2020年東京五輪・パラリンピック開催を見据え、障害者スポーツのより一層の振興を図る一環として、初めて実施された。

区内在住・在勤・在学で、障害者手帳や愛の手帳等の交付を受けており、25メートル以上泳げる方が対象。この日は小学校3年生から65歳までの41人がエントリーした。

競技は男女別で、自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ(各25、50メートル)、ビート板(25メートルのみ)が行われた。障害区分によるクラス分けはせず、小・中学生の部、高校生以上の部に分かれて実施。男子自由形50メートルの優勝タイムは、47.72秒だった。
 
シビアなタイムレースが行われた一方で、頑張って50メートルにエントリーした参加者もおり、プールサイドからは「最後までしっかり!頑張れ!」と檄が飛び、泳ぎ切った際には苦しい表情の後、達成感に満ちた笑顔に変化。他の競技者を含む会場全体から拍手が沸き起こっていた。

同大会を主催した(公財)品川区スポーツ協会の梅沢 豊理事長は「2020年へ向けて、パラリンピックの気運向上につなげていきたい。普段水泳教室などで練習している方々に、日頃の成果を発揮できる場を提供できてよかった」と話していた。

品川区内では、2020年東京パラリンピック競技大会において、ブラインドサッカー(視覚障害者5人制サッカー)と脳性麻痺者7人制サッカーが開催される予定。

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