(株)文化堂と高齢者等地域見守りネットワークに関する協定を締結

更新日:平成26年10月2日

区は10月2日(木)、スーパーマーケット「文化堂」を区内で4店舗(東京・神奈川地区で計20店舗)展開している株式会社 文化堂および品川区社会福祉協議会の三者間で「民間企業と連携した高齢者等地域見守りネットワーク事業」に関する協定を締結する。

この事業は、ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯の異変を早期に発見し、孤立死を防ぐことが目的。今回、同社が10月23日から事業展開する「移動スーパー『文化堂とくし丸事業』」の中で、事業担当者が高齢者宅への配達の際に、「新聞や郵便物がたまっている」「TVの音がするのに応答がない」などの異変を察知した場合、すぐに区に通報し円滑な対応につなげる。

この「文化堂とくし丸事業」では、事業担当者が一車両で区内の3ルートをそれぞれ週1、2回程度、配達・巡回し、高齢者の顧客約300人の見守りを行う。今後は対象エリアを随時拡大する予定である。

見守り事業を担当する大串福祉計画課長は「先月、品川区新聞販売同業組合とも協定を締結したばかり。今後も、地域の一員である民間企業の協力を得ながら、見守りネットワークの拡充を図りたい」と話している。

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