特別区全国連携プロジェクト 岩手県の雪4トンを区内イベントに活用

更新日:平成27年5月18日

~初夏の公園に“雪の遊び場”が出現!?~

品川区は、特別区全国連携プロジェクトの取り組みとして岩手県の雪を活用し、区内イベントの会場に“雪の遊び場”を設置する。

昨年9月に特別区長会が立ち上げた「特別区全国連携プロジェクト」は、全国各地域との信頼関係・絆をさらに強化し、双方が発展していくために連携を深め、経済の活性化やまちの元気につながるような取り組みとして展開しているプロジェクト。立ち上げ時には、全国の1,718市町村へのアンケート調査が実施され、各地域から具体的な連携方法の提案などが寄せられた。

今年2月の特別区長会において、岩手県北上市(きたかみし)と西和賀町(にしわがまち)から、雪国の文化を知ってもらおうと両市町の雪を都内のイベント等に運んで活用するという事業の紹介があり、品川区は、同事業に協力することを決定した。昨年5月に、江東区が同事業に協力をしており、今年度は、品川区のほかに荒川区が協力している。

品川区では、5月24日(日)開催の「しながわECOフェスティバル2015」で岩手県西和賀町(状況によっては北上市)から提供される雪 約4トンを活用する。提供された雪をメーンステージの前方に雪を積み上げ、初夏の公園に“雪の遊び場”を誕生させる。また、両市町のPRブースも設置され、まちの魅力や特産品を紹介するほか、北上市周辺に伝わる伝統芸能の鬼剣舞(おにけんばい)が披露される。

なお、5月1日(金)の特別区長会では、特別区全国連携プロジェクトの取り組みとして、5月30・31日に秋田市で開催される「東北六魂祭2015秋田」に協力することで一致。公益財団法人東京都区市町村振興協会の助成金を財源に充て、各区100万円、計2,300万円を支援事業費として拠出し、23区のPRブースを設置する。

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