寺田倉庫が品川区および品川警察署、品川消防署と「災害時における防災協定および覚書」を締結

更新日:平成27年9月1日

寺田倉庫(東品川2-6-10)と品川区および品川警察署、品川消防署とにおける「災害時における防災協定および覚書」合同締結式が、9月1日(火)、区役所で行われた。

協定書および覚書は、同社とそれぞれが締結するものであるが、この日、中野善壽 寺田倉庫社長執行役員、濱野健 品川区長、徳丸賢二 品川警察署長、田中勝久 品川消防署長の四者が一堂に介して、合同締結式を行ったもので、互いに連携して防災対策を円滑に進めていくことを確認した。

最初に、品川区と寺田倉庫は、「災害時における民間事業者施設の使用に関する協定」を締結。災害時に同社は、同社の管理する施設の一部を、一時滞在施設の提供、支援物資の受け入れおよび仕分け場所の提供、防災備蓄倉庫の提供、桟橋等活動場所の提供等として、区に協力することが取り決められた。
同社は、1956年(昭和31年)に天王洲地区(現・東品川2丁目)に本社を移転。その後、天王洲運河に面する倉庫をコンバージョンした施設開発を行い、東京都の運河ルネサンス構想のもとに、2006年(平成18年)には水上レストラン「WATER LINE」を竣工。現在もこの活動をさらに推進した多目的施設と桟橋の開発を行っている。協定書では、災害時に同社の関連施設を防災拠点として活用するものである。

続いて、同社と品川警察署との間で「大規模災害時等における防災船着場使用に関する覚書」を、品川消防署との間で「災害時における施設使用に関する覚書」が締結された。

締結を終えて、濱野区長は災害時における施設提供に感謝したうえで、「今日は防災の日です。品川区としても、引き続き防災に力を注いでいきます。天王洲開発のパイオニア企業として、今後も天王洲のためにご協力をお願いします」とあいさつ。
また、中野社長執行役員は、「当社は天王洲運河や倉庫を活かした新しいタイプの天王洲地域を作れるよう頑張っています。防災面で何かあったときに"寺田倉庫があって良かった"と思われるよう今後も改善を図っていきます」とあいさつした。

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