秋の味覚・粒ぞろい 区立小学校でブドウ狩り

更新日:平成27年9月1日

区立上神明小学校(二葉4-4-10)で9月1日(火)、秋の恒例行事となったブドウ狩りが行われ、同校5年生20人と近隣の区立冨士見台保育園(西大井6-1-15)の園児20人が参加した。

同校には推定樹齢 約50年と伝えられるブドウの木が2本あり、地上から2階テラスにかけて大きく枝を伸ばしている。品種は、ネオマスカットに似た、楕円形で白黄色の実がなる「甲州三尺」。このブドウの木は、当時のPTAが同校に植えたものだという。現在は300房を超え、大きいもので40センチメートルにも及ぶ。

同校の児童たちは、芽吹き、開花、実付き、袋かけ、収穫、施肥など、ブドウの栽培に関わり観察を続け、毎年、9月に全校児童でブドウ狩りを体験する。

この日は、保育園と小学校の交流を進める「スクールステイ」事業の一環として、冨士見台保育園の園児たちも参加。園児がブドウを見上げていると、5年生が手を差出してやさしく抱き上げたり、ハサミの持ち方を教えたりと、交流を図りながらブドウ狩りを楽しんでいた。

5年生の女児は、「今年のブドウはこれまでで一番粒が大きい。ブドウジュースにして飲むとおいしいよ」と園児に話しかけていた。園児たちは、自分たちで収穫したブドウを手に、満足そうな表情を浮かべていた。

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