リオまで待てない!親子でビーチバレーボール体験

更新日:平成28年5月5日

~現役の女子ペアによる体験教室と東京オープン決勝の観戦~

 今年度初めての日本スポーツ界トップレベル競技観戦ツアー「親子ビーチバレーボール観戦ツアー」が5月5日(祝)、2020年東京五輪ビーチバレーボール開催予定場所の都立潮風公園(東八潮1)に近い、お台場海浜公園(港区台場1)で行われた。

 この観戦ツアーは、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、トップレベルのスポーツを肌で感じ、五輪・パラリンピックの機運を醸成していこうと行っているプログラムのひとつで、品川区と(公財)品川区スポーツ協会が主催。参加者は、区内開催予定競技(ビーチバレーボール、ホッケー、ブラインドサッカー)等の試合を観戦し、体験することができる。

 観戦ツアー第1弾となる今回は、区内の小中学生と保護者など約50人が参加。まず、実際にペアを組む田中姿子(しなこ・品川ビーチバレーボール協会 副会長)・藤井桜子 両選手による体験教室が開催され、ビーチのゴミ拾いから始まり、レシーブ、トス、スパイク、サーブなどの基本を練習したのち、2チームに分かれて試合を行った。参加した親子は、青空の下、白いビーチを必死に走り、ボールに飛びついていた。続いて、ビーチバレーボール東京オープンの男女決勝戦を観戦。選手同士の掛け声やスパイクした時の強い音まで間近で聞くことができ、トップレベルの迫力のある試合を子どもたちは真剣に見入っていた。

 小学校に入ってバレーボールを始めたという区立伊藤小学校1年生の藤村悠二さんは、「砂の上は動きづらくて、体育館でやるバレーボールと同じようにできなかった。また、ビーチバレーをやってみたい」と体験教室を振り返った。一緒に参加した悠二さんの父は、「トップレベルの選手に指導を受けたり、試合を見たりすることで、子どものモチベーションが上がってくれるといい」と感想を話した。

 区では、9月18日(日)に、大井町駅前中央通り(大井1)で「ビーチバレーボールフェスタ」を開催し、公道に本格的な砂のコートを設置し、エキシビションマッチや体験ワークショップを行う予定。その他、区内開催予定競技や障害者スポーツへの理解・認知度向上を図るため、「ホッケー教室」「ブラインドサッカー出前体験教室」など、2020年に向けた関連事業を積極的に展開していく。

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