区立小学校の児童が能楽堂の舞台で能体験

更新日:平成29年1月20日

~檜舞台で「足拍子」や「運び」に挑戦~

 区立小学校の児童を対象にした「能体験」が平成29年1月23日(月)、十四世喜多六平太(きたろっぺいた)記念能楽堂(上大崎4-6-9)で行われ、区立城南小学校(南品川2-8-21)と区立浅間台小学校(南品川6-8-8)の5年生約80人が日本の伝統芸能「能」を体験した。

 同能楽堂は、能楽シテ方5流のひとつ「喜多流」の本拠地となる能楽堂。多くの区民に能を体験してもらおうと、11月1日の「古典の日」を記念した「品川能楽鑑賞会」の開催や、小学生を対象とする能の体験公演を行うなど、様々な取り組みを行っている。授業の一環として児童たちを能楽堂に招いて、能の体験を実施するのは、昨年に続いて2回目。

 この日は、喜多流能楽師の佐々木多門さんが案内役を務め、能を「世界で一番古い仮面劇」として、能の歴史など基礎知識について解説。面(おもて)の説明では、児童2人が能舞台に上がり、面をつけるときの作法や実際につけた時の視野の狭さを体験した。その後、児童たちは2グループに分かれて、すり足で進む「運び(はこび)」、舞台を踏み鳴らす「足拍子」、「謡(うたい)」に挑戦したほか、実際の「面(おもて)」、「装束」も身に着けて、能の世界を体感していた。最後に、能楽師から「高砂」の仕舞が披露されると、児童たちは真剣に見入っていた。

 面をつけて能舞台に立った、浅間台小学校の永井蓮夏(れんか)さんは「面をつけるのは怖かったけど、つけてみたら印象が変わった」と感想を話した。また、城南小学校の臼井陽菜(はるな)さんは「普段体験できないことだったのでおもしろかった。また、能を体験してみたい」と笑顔で話し、それぞれ能の魅力を味わった様子だった。

 佐々木多門さんは「能は古いものだけれど、博物館に飾られているものではありません。能を体験することで、能にしかない魅力を発見してほしい。また、能舞台で待っています」と児童たちにメッセージを送った。

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