しながわ中央公園 防災機能を備えてOPEN

更新日:平成29年1月29日

~ヘリコプターを用いた模擬訓練を披露~

 しながわ中央公園(区役所前)の拡張部分が1月29日(日)、防災機能を備えてオープンした。この日の記念イベントでは、ヘリコプターを用いた連携訓練等が公開されるとあって、近隣の方など多くの人が集まった。

 開園に先立ち行われた、記念式典では濱野区長が「この公園は、ヘリポート機能を持っています。皆さんは、災害の発生時により交通が遮断されるような事態になった場合、ヘリコプターによる救出・救護の場面をテレビで見た記憶があると思います。できれば、そのような機能は活用されることがないほうが良いのですが、行政として、万が一に備えておくことが責務と思っております」とあいさつ。品川区議会を代表して、大沢区議会議長が「品川区は、区民の安全・安心のため防災の充実を図っています。この公園は、災害時には防災の拠点として、平常時には、憩いうの場として人々の心のよりどころとなるような場所であることを願います」とお祝いのことばを述べた。

 式典後は、記念イベントとして、ヘリコプターを用いた区と自衛隊の連携訓練や消防団や町会、災害時支援ボランティアらによる放水訓練等が行われ、その後一般開放された。

 拡張整備したのは、品川介護福祉専門学校西側の約7,600平米。100トンの防火水槽2基や災害用トイレ、防災備蓄倉庫を設置。災害時にはヘリコプターの離着陸が可能で、仮設住宅の建設用地として活用できるよう、大きな広場を設けている。
 また、北側には防災複合遊具が設置され、平常時は子どもたちの遊び場として、災害時にはテントで囲い、防災倉庫や応急救護所として活用する。

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