第一生命保険株式会社と「高齢者等地域見守りネットワーク事業」に関する協定書を締結

更新日:平成29年2月14日

品川区は平成29年2月14日(火)、区役所で、第一生命保険株式会社 渋谷総合支社(渋谷区渋谷3)、品川区社会福祉協議会との三者間で「民間企業と連携した高齢者等地域見守りネットワーク事業」に関する協定を締結した。

 この事業は、ひとり暮らしの高齢者等が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる地域社会を目指して実施しているもので、高齢者等の見守りを通じて、異変を早期に発見し孤立死を防ぐことが目的である。
 今回の協定締結によって、同社は保険契約者への定期的なアフターフォロー訪問の際に「新聞や郵便物がたまっている」「TVの音がするのに応答がない」などの異変を察知した場合、すぐに区に通報し円滑な対応につなげるようになる。
 見守りの対象エリアは、同社の渋谷総合支社が担当する区内全域。区内に住む契約者のうち65歳以上の高齢者等 約9000人が対象となる。約180人のアフターフォロー業務に就く社員が、月曜日から金曜日の昼間に訪問する際、高齢者等の見守りを行う。

 第一生命保険株式会社 渋谷総合支社 雨宮進支社長は「当社は、社会貢献活動として認知症サポート活動を行っている。アフターフォロー業務の主体はほとんど女性社員であり、今回の高齢者等地域見守りネットワーク事業でも、女性らしい視野の広い目線で、さりげなく見守りを行いたいと思う」と事業に向けての抱負を話していた。

 見守り事業を担当する大串 福祉計画課長は「協定締結件数が増加してきており、計17事業者において見守り事業を展開していただくこととなった。企業の社会貢献への意識・機運の高まりを強く実感している。今後も、様々な企業と見守りネットワークを構築していきたい」と話していた。

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