平成29年度 品川区職員を福島県富岡町へ派遣

更新日:平成29年3月30日

品川区は平成29年3月30日(木)、東日本大震災の被災地で、4月1日から避難指示が一部解除となる福島県富岡町へ派遣する職員に、4月1日付の発令を行った。

 品川区と富岡町は、オークランド市(ニュージーランド)とそれぞれ国際友好都市であることが縁となり、災害時における相互援助協定を締結している。

 3月30日現在、富岡町へ事務職1人が派遣されており、派遣期間満了で品川区へ帰還する。これに伴い、今回新たに、富岡町へ事務職1人が1年間、派遣となり障害者支援業務に従事する。

 濱野 健 品川区長から辞令を受けた職員は「先日、現地を訪問しましたが、今後も一層の支援が必要であると痛感しました。努力を惜しまず誠心誠意、復興業務に従事し貢献したい」と決意を語った。

 職員の決意表明を受けた濱野区長は「震災から6年が経ちましたが、これまでの間、富岡町の皆さんの苦労は大変大きなものであったと思います。心配りをしながらも、既に従事している職員の皆さんと協力し復興のため頑張ってください」と話し、職員を送り出した。

 また、区は毎年、区内で開催される人気イベント「目黒のさんま祭り」が縁で、宮古市とも災害時における相互援助協定を締結しており、現在、職員を派遣している。4月1日以降引き続き、職員3人(事務系職種2人、土木職1人) が水産施設災害復旧業務等に従事する。

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