夜桜をあざやかに ~ 桜の花に特化した照明装置 実証実験

更新日:平成29年4月4日

しながわ中央公園(区役所前)と大崎駅前交番横(大崎ニューシティと大崎ゲートシティの間)で、夜桜鑑賞に対応した特殊照明の実証実験を行っている。

 開発したのは、区内の(株)オプラックス設計事務所。同社が品川産業支援交流施設(SHIP)に入居していることから、この実証実験を区も支援している。

 今回使用している照明装置は、桜の色に最も適した波長の色を検出し、LED光源によって実現したもの。今まで、桜の花冠は淡い色で光源の影響を受けやすく、昼間の色合いを再現できないとの課題があった。そこで、47品種の桜から花冠を採取しデータ化、桜に最適な色彩設計を行った。光源の開発を終えたことから今回の実証実験に入った。一般の方も評価も参考に研究開発を進めていく。

 しながわ中央公園では、一般的なLED照明と、桜に特化したLED照明に照らされた2本の桜の木を同時に愛でながら夜桜見物を楽しむ姿が見られ、大崎駅前では、帰りがけのサラリーマンが足を止めてライトアップされた桜の木を見上げていた。

 大崎駅前は、5日(水)まで、しながわ中央公園は、10日(月)まで、ライトアップの実証実験を行う。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。
※写真については、「しながわ写真ニュース」をご確認ください。写真のないプレスリリースもあります。