しながわ交通安全フェア開催

更新日:平成29年11月18日

~交通安全宣言50周年記念~

 品川区が交通安全宣言を行ってから今年で50周年を迎えることを記念し、平成29年11月18日(土)、区立しながわ中央公園(西品川1-28)で「しながわ交通安全フェア」を開催した。

 品川区では昭和42年、交通事故の増加を背景に「区の総力を結集し、交通事故の根絶を期するため、ここに交通安全区たることを宣言する」と交通安全宣言を行った。この交通安全宣言を多くの区民に周知するとともに、交通安全への意識を高めてもらうことを目的に、警視庁などの協力のもとフェアを初開催した。

 式典では、濱野 健区長が「事故は起こした方も被害を受けた方も心身ともに傷を負うものです。品川区を安全なまちにしていくために、みなさんのご理解とご協力をお願いします」とあいさつ。区立豊葉の杜学園の7年生が代表で交通安全宣言を読み上げた。

 この日の目玉は、スタントマンによる交通事故再現。自転車と自動車の接触シーンなど、観客は危険な交通事故の瞬間を目の当たりにした。区内から来たという男性は「自転車に子どもを乗せて保育園に行くことがあるので、交通ルールを守り事故に遭わないように気を付けようと思いました」と話していた。

 他には、シートベルト模擬衝突体験や、モニターを使った自転車の疑似運転体験、パトカー・白バイなどの警察車両展示などがあり、訪れた人たちは交通安全への意識を高めていた。

 区では交通事故の根絶を目指して様々な交通安全の啓発事業を行っており、平成28年度は学校や区民集会所などで交通安全教育を23回実施。特に高齢者や子ども、自転車利用者を対象とした啓発等に力を入れており、今後も警察署等と連携しながら交通事故防止に努めていく。

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