学習支援事業“ぐんぐんスクール”の受講生10人が、平成30年8月17日(金)、株式会社モスフードサービス（大崎2-1-1 ThinkParkTower）での会社見学と食事会に参加した。
　
　区は、ひとり親家庭の子どもたちが意欲的に学習に取り組めるよう、小中高生を対象に、学習支援事業として“ぐんぐんスクール”を実施している。同事業では、大学生や社会人が学習支援ボランティア講師となり、全20回の「通年コース」、「夏期集中コース」、「冬期集中コース」で受講生に学習指導を行っている。

　会社見学と食事会は“しながわＣＳＲ推進協議会”メンバーである、株式会社モスフードサービスの協力により開催。子どもたちが自身の将来像を思い描くための情報提供と、仲間や社員との交流を通した子どもたちのコミュニケーション能力向上を目的に行われた。

　夏期集中コースの最終日となった17日（金）、同社を訪れた受講生たちは、テリヤキバーガーの製造を体験。自ら作ったテリヤキバーガーを、仲間や学生ボランティア講師らと味わった。社員インタビューの時間も設けられ、受講生は社員に、この仕事を選んだ理由や、やりがいなどを熱心に質問し、話を聴く中で印象に残ったことを、一人ひとりが発表した。

　最後に、株式会社モスフードサービス担当者から「私たちにとって良い仕事とは、お客様の笑顔を見ること。ありがとうと言ってもらえること。みなさんも将来仕事をするうえで、“良い仕事ってなんだろう”と考えてみてください」とメッセージが送られた。