オリンピアンが初参加 児童センターふれあい卓球大会

更新日:平成30年8月25日

 東京2020オリンピック・パラリンピック大会の啓発事業として、オリンピアンも参加する“児童センターふれあい卓球大会”が平成30年8月25日(土)に品川区立総合体育館(東五反田2-11-2)で開催され、小中高生およそ200人が参加した。

 同卓球大会は、児童センター(※1)とすまいるスクール(※2)が毎年合同で開催。「ふれあい」をコンセプトに、参加した子どもたちが卓球を通じて交流を深めるとともに、卓球をより好きになってもらうことを目的としている。学年別の予選リーグ・決勝トーナメントや、卓球を用いたゲームなどを行った。
 今年は東京2020大会に向けた機運醸成のため、元卓球日本代表としてシドニーオリンピックに出場した小西 杏選手と、その夫で現在もプロ選手として活躍している吉田 海偉選手も参加。三点先取で敗者が次々に交代する“王様卓球”では、両選手が“王様”として君臨する卓に大勢の子どもたちが列を作った。また、学年別の優勝者が吉田選手に挑戦する“卓球クリニック”では、子どもたちはその技に圧倒されながらも、1点でも多く取ろうと全力で挑んでいた。

 中学生の部で優勝した辻 圭将さん(13)は「プロの技を間近で見ることが出来て、そのすごさを実感した。吉田選手に対して、1点決められたのがうれしかった。これからも一層練習を頑張ります」と笑顔で話した。

※1 児童センター児童の健全育成を目的にした施設で、だれでも自由に利用できる。区内には25の児童センターがあり、地域の子どもたちに遊びの楽しさを伝えられるよう、さまざまな事業を実施している。
 
※2 すまいるスクール…国の施策である「放課後子ども総合プラン」として「放課後児童クラブ」と「放課後子ども教室」を一体的に運営する、品川区の「全児童放課後等対策事業」。全ての小・義務教育学校に設置されており、学校施設を活用した安全な居場所を提供するとともに、学びと遊びを通して子どもたちの成長を育む。

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