品川区長・品川区議会議員補欠選挙に係る啓発を強化

更新日:平成30年9月3日

 品川区は現在、平成30年9月30日(日)に執行される品川区長選挙と区議会議員補欠選挙に向けて、投票率アップをめざした様々な啓発活動を展開している。

 区長選挙が単独で執行されるようになった平成18年以降、投票率は低迷し、特に若年層の選挙ばなれが顕著となっている。こうした投票率低下の傾向は全国自治体の共通課題となっており、区では、従来の啓発活動に加え、新たな対策を講じて、投票率の低下に歯止めをかけるのが狙いだ。

 区は今回、新たな取り組みとして、投票率が下がる19歳や、子育て世代をターゲットに、選挙への興味・関心の喚起を図る啓発グッズを製作した。
メッセージカード「19歳の皆さまへ 選挙デビューしてますか?」を郵送したり、区内保育園、幼稚園、児童センターの保護者には「子どもと一緒に選挙へ行こう!!」の標語が入ったうちわを配布したり、“未来の1票”へのアプローチに努める。

 また、これまでと同様、選挙ポスターなどに載せたQRコードをスマートフォンなどで読み込むと、区ホームページの選挙案内や選挙公報などの情報を容易に確認できるようにした。そして、本社を区内に構えるコンビニエンスストア ローソンの区内全49店舗のレジスター表示パネルも活用し、投票期日の周知を図る。

 さらに、JR大井町駅に隣接した商業施設アトレ大井町での期日前投票を今回も実施する。昨年夏の都議会議員選挙から期日前投票所として活用をスタートしたが「駅前でとても便利」との声が多く寄せられ、実際、期日前投票者数全体の約2割を占めた。26(水)・27日(木)には、同施設周辺で投票を呼びかける予定。

 秋山 品川区選挙管理委員会事務局長は「選挙に関心をもっていただき、一人でも多くの有権者の方に投票所に足を運んでいただけるよう積極的に周知PRに努めたい」と話している。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。
※写真については、「しながわ写真ニュース」をご確認ください。写真のないプレスリリースもあります。