“エコを身近に感じる”イベントを開催 「しながわECOフェスティバル2019」に3万6千人の来場者

更新日:令和元年5月26日

 「しながわECOフェスティバル2019」が令和元年5月26日(日)、品川区役所前のしながわ中央公園(西品川1-27)等で開催され、約3万6千人の来場者でにぎわった。

 同フェスティバルは、楽しみながら環境に対する関心を高め、学び、行動につなげるきっかけとすることを目的に区が主催する、区内でも最大規模のイベント。
 企画・運営は、区内の事業者・民間団体・学校を中心とする「品川区環境活動推進会議」と「イベント実行委員会」。今年は99の団体が参加し、ブース出展やステージでの催しなどを行った。会場における使用電力は、廃油を再利用したバイオ燃料を使った自家発電と、グリーン電力によって賄っている。

 飲食店エリアでは、使い捨てプラスチック製品の削減や意識啓発のため、「サトウキビの搾りかすを原料とした環境配慮型容器」や「紙コップ」、「紙ストロー」などで商品を提供した。
 また、“食品ロス”を減らす取り組みとして、フードドライブのブースも設置。家庭で眠っている食品などがないか、来場者に呼びかけた。

 メインステージでは、朋優学院高等学校(西大井6-1-23)のアトラクション部による「環境戦隊エコレンジャーショー」や、らんま先生による「eco実験パフォーマンス」など、楽しみながら環境問題について分かりやすく紹介するショーが行われた。

 会場を訪れた濱野 健 品川区長は昨今で世界的な問題になっている“海洋プラスチック問題”に触れ、「現代社会にはごみなどに関するさまざまな課題・問題がありますが、一人ひとりの小さな取り組みが、将来の地球の環境を変えることに繋がります。このイベントをきっかけにして、皆さんも一緒に環境問題について考えていきましょう」と、来場者に呼びかけた。

 

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