日本の伝統を外国人へ  おもてなしプロジェクト「Bushido2019」始動

更新日:令和元年8月20日

 中学生向け国際人育成ワークショップ「Bushido2019」が8月19日(月)から、荏原文化センター(中延1-9-15)で始まった。

 このワークショップは、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、日本の文化を外国人にも説明できる真の国際人を育成することを目的に毎年開催されている。今回、参加した区内の中学生22人は、19日から5日間にわたり、武士道のプロから日本文化を学び、最終日に、外国人に向けてテーマごとに日本の文化について英語でプレゼンテーションを行い、外国人から講評をもらう。

 今年のテーマは「古武道」「和菓子」「江戸木目込人形」。
 第2回目の開催となった8月20日(火)は、テーマごとのグループに分かれて講師から伝統文化について学んだ。
 「古武道」では、映像作品等の演出や企画などを行う結衣さんと谷代浩幸さんを講師に、剣術の形など侍の極意を学んだ。
 「和菓子」では、和菓子作家の牧野彩さんを講師に、実際に菊の和菓子を作り、伝統的な和菓子技法を学んだ。
 「江戸木目込人形」では、(有)いふじ人形店 代表取締役の井藤仁さんを講師に、 実際に江戸木目込人形を作り、伝統工芸を学んだ。

 「江戸木目込人形」のグループに参加した中学生は「人形を飾るという日本独特の感性や人形には歴史があることなどを今回学んだ。この日本ならではの文化を外国人に伝えたい」と最終日の発表に向けた意気込みを話してくれた。

【日程・内容】
 1回目 8月19日(月)10時~12時30分   伝統文化について学ぶ(基本編)
 2回目 8月20日(火)10時~12時30分   伝統文化について学ぶ(発展編)
 3回目 8月21日(水)9時30分~12時30分 プレゼンの極意を学ぶ
 4回目 8月23日(金)9時30分~12時30分 英訳原稿準備、リハーサル
 5回目 8月24日(土)10時~16時00分    外国人の前で日本文化を発表

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