災害時の輸送体制を強化 品川区がヤマト運輸・佐川急便と協定締結

更新日:令和元年8月29日

災害時における支援物資等の輸送体制を強化するため、令和元年8月29日(木)に、品川区はヤマト運輸株式会社新東京主管支店(品川区八潮3-2-35)および佐川急便株式会社関東支店(江東区東雲2-13-32)と「災害時等における輸送業務等の協力に関する協定」を締結した。

 大規模災害が発生した際の備蓄物資・支援物資の輸送手段や、物資の受け入れ・仕分け等の中心となる地域内輸送拠点の確保は、区の急務の課題である。今回、東日本大地震や熊本地震において、支援物資の輸送等の実績のある両社と協定を結ぶことで、災害時の総合的な輸送体制を強化する。
 協定内容には、備蓄物資・支援物資の輸送だけでなく、各社が管理する施設の地域内輸送拠点としての提供、荷役作業等に必要な人員の派遣や資機材の供給も含む。
 また、両社には、平時における防災訓練等への協力も期待され、さらなる官民の連携強化に努めていく。

 調印式には濱野 健 品川区長と、ヤマト運輸株式会社新東京主管支店 水野 勉 主管支店長、佐川急便株式会社関東支店 本田 恵一 支店長が出席。濱野区長は、「協定が締結できたことで、災害時の備蓄物資や支援物資の輸送に関して、とても心強い思いです。今後も色々な災害が想定されますが、様々な面でお互いに協力していきましょう」と話した。

 

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