品川区立障害児者総合支援施設 落成式

更新日:令和元年9月11日

 品川区は、区立障害児者総合支援施設(南品川3-7-7)の落成式を令和元年9月11日(水)、障害者団体、地元町会・自治会、区議会、社会福祉法人等の関係者を招き開催した。

 同施設(鉄骨造・地下1階、地上6建て 延床面積6,870平方メートル)は、障害児・障害者の地域生活を支える多機能型施設の場として開設する。施設の管理・運営は、(社福)愛成会・(社福)ゆうゆう・(社福)グロー・(一社)日本精神科看護協会の4つの法人が共同事業体として行う。

 同施設では、障害者の療育支援体制を強化する児童発達支援センター、障害者の日中活動の場や在宅生活を支える障害福祉サービスなどを実施する。また、医療機関として児童精神科医による発達外来や訪問看護などを行う「精神科クリニック・訪問介護ステーション」も併設される。この他、多目的室が併設されており、地域交流や障害者理解の促進を図り、地域とのつながりも強化していく。
 なお、本施設では、品川区環境基本計画で示した基本目標『「低炭素な暮らし・仕事・まち」を実現する』の達成に向け、オープンの10月1日(水)に合わせ、風力・太陽光・バイオマス等の再生可能エネルギー100%の電力を使用予定。

 落成式では、濱野健品川区長が「障害のある人もない人もお互いに尊重し合い、支え合いながら地域の中で共生する社会の実現を目指して、障害者施策を推進しています。この施設を精一杯活用してさらに福祉の充実を図っていきます」とあいさつした。
 続いて、地元の品川第二地区長会連合会の堀江新三会長が、「障害のある方が安心して地域の中で暮らすことができ、地域が交流のために活動できる拠点施設が整備されたことに感謝いたします。地域と施設が一体となり、福祉の向上とふれあいや交流活動が発展するように期待します」と祝辞を述べた。
 
 同施設は、10月1日に、子どもから高齢期まで地域で支える多機能型施設としてオープンする。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。
※写真については、「しながわ写真ニュース」をご確認ください。写真のないプレスリリースもあります。