～品川駅周辺から歩いて日本伝統文化を体験～

　品川区は令和元年9月20日(金)に開幕するラグビーワールドカップ2019日本大会(以下、ラグビーW杯)に合わせ、9月19日(木) 、外国人向けの観光ガイド(AB版、4頁)を発行した。

　この観光ガイドは、ラグビーW杯の観戦のために日本を訪れ、品川駅周辺に宿泊する外国人を対象に、滞在中の空き時間を使って、身近なところで日本の伝統文化を体験してもらうことが狙い。

　品川駅が、羽田・成田空港からのアクセスも良く、試合会場となる東京スタジアム、横浜国際総合競技場、熊谷ラグビー場へも移動しやすいことから、観光ガイドでは品川駅から歩いていくことができる旧東海道(北品川駅～青物横丁駅)をピックアップした。

　日本の伝統文化が味わえる呉服店、履物店、屋形船のほか、そば、すし、日本茶、駄菓子などの日本ならではの味を堪能できる飲食店等も紹介している。また、かわら割り体験や神社で行われる雅楽鑑賞、花魁道中や江戸風俗行列で有名な「しながわ宿場まつり」(9月28・29日)など、品川区内で体験できる日本の伝統文化を数多く紹介している。

　観光ガイドの配布場所は以下のとおり。

(1)品川駅周辺のホテル　13施設
　品川プリンスホテル、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、ストリングスホテル東京インターコンチネンタル、アワーズイン阪急など

(2)取材協力施設　12施設

(3)しながわ観光協会(大井1-14-1)

(4)イベント「しながわ宿場まつり」の会場の一つ、聖蹟公園「しながわ観光協会ブース」(北品川2-7)

　ラグビーW杯をきっかけに、京都や奈良に行かなくても、品川駅から歩いて行ける旧東海道で日本の伝統文化を体験できるということを、多くの外国人観光客に知ってもらいたい。