ふるさと納税のクラウドファンディングで 子どもの食の支援資金300万円調達を達成

更新日:令和元年10月23日

 品川区は、子どもの食を支援するため、ふるさと納税制度を活用して寄付を募る仕組み“ガバメントクラウドファンディング(以下GCF)”の活用をスタートし、令和元年10月13日(日)、早くも目標額300万円を調達した。

 当初、募集期間を12月末までとしてスタートしたが、募集開始して約1カ月(33日間)で目標額300万円に到達。事業を担当する三ッ橋 子ども家庭支援課長は、「食の支援を通じて、子どもたちに元気な未来を届けるため、今後もPRを続けていきたい。募集期間終了まで、まだ2カ月余り、引き続き多くの皆さまにご支援いただければ」と話している。

 GCFは、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(目黒区青葉台3-6-28)が2013年9月に提唱した仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、ふるさと納税の使い道を企画しプロジェクトとして発信することで、資金調達だけでなく、個人の区政参加意識の醸成を促す側面もある。品川区がGCFを活用するのは今回が初。

 集めた寄付金は、現在区内に23カ所ある子ども食堂の継続支援や空白地域解消支援のほか、様々な理由で子ども食堂のような居場所に行くことのできない子どもがいるひとり親家庭等への食品配送を行う“しあわせ食卓事業”の実施資金とする。

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