高知県と連携協定に基づくカーボン・オフセットの取り組みスタート

更新日:令和元年10月1日

 品川区では、「ヒカリの水辺プロジェクト※2」において、橋梁ライトアップ時に発生するCO2排出量に対して「高知県の森林吸収クレジット」をオフセット手段として活用するため、令和元年9月30日に契約締結を行った。

 品川区と高知県では、「明治150年」を迎える平成30年を契機として、歴史的なつながりを有する両区県の絆を深め、相互の強みを活かして共に繁栄、発展することを目指して、平成30年9月7日に連携協定を締結した。今回、連携協定に基づく取組の一環として、オフセット・クレジット(J-VER)※3を活用することとし、同県と売買契約の締結する運びになった。

 品川区において、J-VER購入をCO2排出量のオフセット手段として活用するのは初の試み。

1.購入クレジット 
 4トン-CO2(森林吸収クレジット)

2.オフセットの内容
 平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に「ヒカリの水辺プロジェクト」において整備した新品川橋と品川橋、荏川橋の橋梁ライトアップで使用する電力から発生されるCO2排出量の全量をオフセットする。

※1カーボン・オフセット
  自らの活動で生じた温室効果ガスのうち、削減が困難なものについてほかの場所で実現した削減・吸収活動等により、全部またはその一部を埋め合わせることをいう。
※2ヒカリの水辺プロジェクト
  品川区は東京2020大会を見据え、区内の水辺が外国人観光客を含めた多くの人でにぎわう観光・交流軸となることを目指し、平成30年度から橋梁等のライトアップを実施している。
※3オフセット・クレジット(J-VER)制度
  国内で実施されるプロジェクトによって得られた温室効果ガスの削減・吸収量を国がクレジット(J-VER)として認証する制度をいう。

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