【事前】2.6海苔の日 「品川海苔」PR動画公開

更新日:令和2年2月28日

~区民のアイデアがカタチに~

 江戸時代より栄えた品川の海苔養殖の歴史や文化を広く伝えるため、品川区は令和2年2月6日(木)の「海苔の日」、品川海苔PR動画を公開し、しながわ水族館(勝島3-2-1)で完成発表会を開催する。

 この動画は、昨年度、区民など30人が参加した品川区魅力発信ワークショップ「Discover SHINAGAWA」にて最優秀賞を受賞したアイデア「品川海苔 大復活プロジェクト」をもとに、区内の各海苔店から協賛を募り、区が制作したもの。「品川海苔」とは、品川の海苔養殖の歴史や文化を表す総称。

 18世紀初めには品川での海苔養殖が始まり、品川の海苔が浅草に運ばれ「江戸名産浅草海苔」として全国に知られた。また、品川の漁業者が発明した養殖方法が各地に伝わり、海苔の大量生産が可能になったと言われている。しかし、かつて栄えた品川の海苔養殖も、大東京港建設という目的のため、東京オリンピック開催を翌年に控えた昭和38(1963)年にその幕を閉じた。

 「品川海苔」の歴史はあまり知られていないが、「品川巻(海苔巻きあられ)」や品川宿の鉄火場(博打場)が発祥とも言われる「鉄火巻き」など、海苔養殖や猟師町、宿場町として栄えたまち文化は、現在も脈々と息づいている。

 1964年東京オリンピックを前に幕を閉じた「品川海苔」を、2020年に改めてPRするため、PR動画を制作し、以下のとおり完成発表会を開催する。

【日時】
令和2年2月6日(木) 午前10時20分~55分(受付:午前10時~)
【会場】
しながわ水族館(勝島3-2-1) 地下1階「イルカの窓」前
【内容】
品川海苔PR動画の上映、パネルトーク、フォトセッション
【登壇者】
切り絵アーティスト:田中良平(区民)
ナレーション担当:傳谷英里香(女優)
ワークショップ参加者代表 :遠藤昇輝(東京遺産協会 会長)
区内海苔店:品川屋海苔店 保川泉
スペシャルゲスト:品川紋次郎(サンリオキャラクター)
【URL】
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kuseizyoho/kuseizyoho-cp/2019/nori_event.html

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