ふるさと納税で「品川区のひとり親家庭等に坂井市産のお米を」1カ月で目標達成

更新日:令和2年4月10日

品川区と連携・協力に関する協定を締結している福井県坂井市(坂本憲男 市長)が行っていた、ふるさと納税を活用した品川区のひとり親家庭等を支援するための事業が、1カ月で目標の300食に達したため4月6日、受付を締め切った。

今般の新型コロナウイルス感染症の影響により、品川区は現在、区立学校全校を5月6日(水)まで休業としており、給食がなくなった各家庭では、自宅での食事の機会が増加。ひとり親家庭等では、主食である米が不足する事態となっている。一方、坂井市においても、市立小中学校が休校となり、給食用の米に余剰が生じていた。

坂井市は今回、こうした品川区の現状に配慮し、7千円以上のふるさと納税をした際の返礼品として、坂井市産の米5キログラムを品川区のひとり親家庭等に届ける支援を決め3月6日より寄付の受付を開始した。
4月5日時点で300食を大きく上回る寄付の申し込みがあり、受付を締め切った。ふるさと納税の返礼品は、現在配送準備中。既に「しあわせ食卓事業(※)」の申し込みを行ったひとり親家庭等に5月末より順次届けられる。

※品川区では、地域の居場所となる子ども食堂を支援しているほか、様々な理由で子ども食堂のような場に行くことができない ひとり親家庭等に食品を直接配送する「しあわせ食卓事業」を行っている。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。