品川区は、急成長を目指す起業間もないIT事業者や起業予定者（ITスタートアップ企業）を対象にした“五反田バレーアクセラレーションプログラム”の参加者募集を令和2年6月22日（月）に開始した。同プログラムは（一社）五反田バレーおよびCreww（株）らと共同実施。
プログラム受講者に対し、令和2年9月～令和3年3月末までのおよそ7カ月間、事業手法・マインド醸成に寄与するセミナーの開催や、事業計画に対する個別のアドバイスなどを行い、事業成長を支援する。

同プログラムはCreww（株）がプロデュース。同社は、平成24年の創業以来、スタートアップ企業と事業会社による新規事業創出を目的としたオープンイノベーションプログラムを実施し、500社以上の協業の実現を後押ししてきた。今回は、同社がこれまで取り組んできたスタートアップ企業支援のノウハウや、自らがスタートアップとしてスケールに取り組んできた経験を生かしたスタートアップ企業の事業成長支援プログラムを提供する。

　（一社）五反田バレーは、区内に集積する五反田・大崎エリアのスタートアップ企業同士が連携・協力することで、社会課題の解決や、より豊かな未来の創造を目指して平成30年に設立した一般社団法人で、同年に区と連携協定を締結している。今回は、五反田バレー企業の先輩経営者による講演や、スタートアップ企業が活用できる製品・サービスの紹介・マッチング支援等を実施する。

参加者への特典として、品川産業支援交流支援施設SHIPの無料利用のほか、区内に立地するAWS （アマゾンウェブサービスジャパン株式会社）、Innovation Space DEJIMA（伊藤忠テクノソリューションズ株式会社）、WeWorkなどのスタートアップ企業を支援する企業がパートナー企業として参画し、それぞれが持つサービスを提供する。

区では、創業予定者や創業間もないスタートアップ企業の成長を後押しすることで、区内外から創業希望者や起業家を呼び込み、区内産業のさらなる活性化を図っていく。

※詳細は下記ホームページをご覧ください。
【ＵＲＬ】https://www.shinagawa-startup.com/