品川区オリンピック・パラリンピック準備課は、令和2年7月23日（木・祝）、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会（以下、「東京2020大会」）開催1年前を記念し、アスリート、区民ボランティア、競技関係者など様々な立場の方と、この1年間でどのような準備をしていくべきかなどを話し合う「品川区オリンピック・パラリンピック準備課 1年前どうしようか会議」を開催。YouTubeでライブ配信した。

第一部の会議は、しながわ2020スポーツ大使の伊藤華英さん（元競泳日本代表・オリンピアン）やホッケー日本代表さくらジャパンの及川栞選手、品川区独自ボランティア「しな助」のメンバーなどによる「選手やボランティア視点で考える東京2020大会」などをテーマに開催。それぞれの立場から現状の思いなど活発に意見が交わされた。

第二部では、品川区東京2020大会コミュニケーターの藤尾香織さん（元ホッケー日本代表・オリンピアン）や品川区応援3競技であるホッケー、ビーチバレー、ブラインドサッカー競技団体の理事らによる「各競技の東京2020大会に向けたビジョン」などをテーマに開催した。

会議に参加した及川選手は「来年のオリンピックでは品川区のホッケー会場を強く美しいさくらで満開にしたい」、しな助の中村さんは「東京2020大会に自分も参加する気持ちでボランティアとして何ができるかを考えて取り組んでいく」と1年後の東京2020大会に向けた意気込みを伝えた。

また、司会を務めた柳家三之助（区内在住の落語家）さんは「大会にかかわる貴重な話を視聴者に伝えることができた。普段、区内を歩いていると東京2020大会が近づいているなと感じる。多くの方に、品川区の街なかでの大会の足音も感じていただき興味を持ってもらいたい」と笑顔で話していた。

この会議は、YouTubeでライブ配信されたため、会議中に視聴者からの質問にも回答。視聴者からは「ボランティアの魅力は何ですか」「選手は今、どんな練習をしていますか」などの質問が寄せられ、出演者・視聴者が一体となり、1年後の東京2020大会に向けた取り組みなどを考える会議となった。