ふるさと納税で一緒に子どもの食の支援をしませんか ガバメントクラウドファンディングを実施

更新日:令和2年9月10日

品川区は、子どもの食の支援の充実を目的に、ふるさと納税制度を活用した“ガバメントクラウドファンディング(以下GCF)”を令和2年9月10日(木)より開始した。募集期間は12月31日までの約3カ月で、目標額は500万円。

区は昨年度初めてGCFに挑戦。令和元年9月10日から12月31日までの約3カ月間で、目標金額の300万円を大きく超える557万円余の寄付が集まった。寄付金は、区内の子ども食堂の継続支援や、様々な理由で子ども食堂のような居場所に行くことのできない子どもがいるひとり親家庭等への食品配送を行う“しあわせ食卓事業”に活用した。
 支援のさらなる充実のため、また、区の課題と取り組みをできるだけ多くの方に認識・共感してもらうために、今年度も同目的でGCFを実施することを決めた。

三ツ橋 子育て応援課長は、「昨年度実施したGCFでは、たくさんの方にご支援をいただき、子どもの食の支援の充実に繋げることができて、本当に感謝しています。新型コロナウイルスの流行で大変な状況ですが、共感していただける皆さんと一緒に、子どもたちの心の笑顔を守っていきたい」と話した。

<ガバメントクラウドファンディング(GCF)>
ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(目黒区青葉台3-6-28)が2013年9月に提唱した仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、ふるさと納税の使い道を企画しプロジェクトとして発信することで、資金調達だけでなく、個人の区政参加意識の醸成を促す側面もある。

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