区は令和2年10月1日（木）、窓口案内を行うAI案内ロボット、「ロボコット（AIコミュニケーションシリーズ）」2台を、区総合庁舎に試験導入した。
　「ロボコット」は、区内企業のタケロボ株式会社（東五反田5-27-10）が開発。高い音声認識と回答精度を備え、AIの登録、成長、管理が簡単にできることが特徴で、現在大型商業施設等で活用されている。自治体としては、23区で初の導入となる。
　区では本庁舎、第二庁舎の3階正面入り口付近にそれぞれ設置。マイクを使って質問すると、該当部署を音声案内する他、フロアマップを画面表示し、目的地をわかりやすく伝えるもので、英語・中国語・韓国語にも対応する。区担当者は本製品の試験導入にあたり「案内カウンターの混雑緩和や、非対面方式の案内により、新型コロナウイルス感染症拡大防止に期待している」と話した。

【区は、区内企業の優れた製品・技術・サービスのうち、区民生活の向上に寄与するなどのテーマに該当したものを「社会貢献製品」として認定し、マッチングや区への積極的な導入等を一貫して支援している。今年度は、新型コロナウイルス感染症対策に特化したテーマで募集を行い、「ロボコット（AIコミュニケーションシリーズ）」もこのうちのひとつ】