都内公共施設初! 環境施設で「Nearly ZEB」の認証を取得

更新日:令和3年1月18日


 品川区は戸越公園内(豊町2-1)に建設中(令和4年4月開設予定)の「(仮称)品川区立環境学習交流施設」(以下、同施設という)において、都内公共施設としては初となる建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の「Nearly ZEB」認証を取得した。

 同施設は、年間を通じて安定した温度である地中の未利用エネルギーを空調熱源として利用し、再生可能エネルギーである太陽光発電によりエネルギーを創るなど、設計段階で建築物のエネルギー消費量の85%削減を実現していく。品川区長期基本計画(令和2年4月策定)では、10年後の目指す姿として『ZEB等の環境に配慮した建物の増加による、まち全体の環境負荷の低減を目指す』としている。
 また、同施設は、未来を担う子どもたちを主なターゲットとして、環境を体感して学べる施設であると共に、誰もが気軽に立ち寄り利用することができる、地域の憩いの場とする。

 区は、今後も「Nearly ZEB」認証取得に関連する省エネルギー推進への取り組みをはじめ、区内における環境意識の向上と、ZEBの普及啓発を行っていく。

  

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