株式会社ケアメイトと高齢者等地域見守りネットワーク事業に関する協定を締結

更新日:令和3年3月2日

品川区は令和3年3月1日(月)に、株式会社ケアメイト(西大井2-4-14)、品川区社会福祉協議会との三者間で「民間企業と連携した高齢者等地域見守りネットワーク事業」に関する協定を締結した。

 この事業は、ひとり暮らしの高齢者等が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる地域社会を目指して実施しているもので、高齢者等の見守りを通じて、異変を早期に発見し孤立死を防ぐことが目的。区が民間企業と同様の協定を締結したのは今回で計18事業者となった。
 同社は在宅ケアの総合サービスを提供しており、その一つである高齢者向け弁当宅配サービスを行う際に、配達員が「新聞や郵便物がたまっている」「TVの音がするのに応答がない」などの異変を察知した場合、すぐに区に通報し円滑な対応につなげる。

 同社の板井佑介 代表取締役は「弊社では今までも、お弁当を届けるだけでなく、利用者一人ひとりを気にかけるように心がけてきており、今回の事業の趣旨に強く賛同しています。区と連携し、地域の暮らしを守る一助になれれば」と事業に向けての思いを語った。

 区を代表して伊崎 福祉部長は「コロナ禍で外出を控えて閉じこもりがちになってしまっている高齢者が増えている中で、普段からお弁当を届けている配達員の皆さんの目が、高齢者を守ることにつながります。この協定締結を機に、一層協力を密にしていきましょう」と笑顔で話した。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。