パラリンピックに向け1,300の想いが集結! 紙パック灯ろうアートイベント オンライン配信

更新日:令和3年8月14日

 品川区は、令和3年8月14日(土)、パラリンピックの機運醸成のため、紙パック灯ろうアートイベント「しながわ灯ろう」をオンライン配信した。

 これは、「平和」または「誰もが支え合って生きる未来」をテーマに募集し、集まった1,300個の紙パック灯ろう作品を、24日に開幕する東京パラリンピックで灯される聖火の一部とするため採火した「品川の火」とともにひとつのアート作品として展示し、紹介したもの。当初は、誰もが参加ができるリアルイベントとして準備してきたが、新型コロナウイルスの影響によりオンライン配信とした。

 配信されたイベントでは、濱野区長が、JR大井町駅前で灯されている“戦争の悲惨さ、命の尊さ、平和の大切さを永く後世に伝え、再び核の閃光を頭上にひらめかせてはならないことを誓う「誓いの灯(ともしび)」”から採火した「火」を元ホッケー女子日本代表でオリンピック三大会連続出場の藤尾香織さんに託す場面や子どもたちが灯ろうを作っている場面などの映像などを交え、展示作品を見せるとともに、藤尾さんが、リオパラリンピック大会の閉会式で世界を魅了した大前光市さんととともに、灯ろうに書かれた区民のメッセージなどを紹介し、自身らの想いを語った。

 紙パックを作製した区在住の女性は、「全ての灯ろうが集まり、一つの大きな作品ができて感動しました。このたくさんの想いが聖火につながると聞いて、より一層パラリンピックが楽しみになりました」と話した。

 個々の灯ろうに込められた想いは、「誓いの灯」から採取した「火」とともに「品川の火」として、20日(金)に品川区役所で展示した後、東京62区市町村の火とともに「東京都の火」となり、全国集火式を経て「東京2020パラリンピック聖火」となる。

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