押印廃止に対応した新用紙の戸籍届書の電子版を公開

更新日:令和3年9月21日

品川区は、令和3年9月19日(日)より、押印欄を廃止した戸籍届書6種類のPDF版を区公式ホームページに公開した。

東京法務局が法務省からの「戸籍届書の標準様式の全部改正について」(通達)を令和3年8月30日に管内市区町村に通知。区はこれを受け、速やかに用紙の修正を開始。通知を受領して20日程度で、「印」の表記を削除した新用紙の公開に至った。

その他、住所欄の番・番地をチェック方式にしたり、アパート・マンション名など方書を記入できるスペースを設けたりするなど、誤記や記入漏れしやすい項目については、届出を直接受け付け、実態を最も把握している区役所の目線で、戸籍法施行規則等の様式に準拠した範囲での独自の改良を加えた。

戸籍事務担当者は「改正時期は予め通知されていたので、現場ならではのアイデアを3カ月かけて検討して改良を加えた。品川区への届出に限らず、全国の自治体でも使用できるため、多くの方にぜひ活用していただきたい」と話している。

※品川区は、令和2年4月に、23区で初めてPDF形式の戸籍届書6種類(婚姻届・離婚届・離婚届の際に称していた氏を称する届・出生届・死亡届・転籍届)をホームページに公開。
生活スタイルの多様化に伴い、日中に来庁するのが難しい方などが増え、届出用紙をインターネットで取得したいという区民の声が多く寄せられるようになり、これに応えるため、同サービスを実現した。来庁者を減らし、新型コロナウイルスの感染拡大予防の効果も期待する。

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