福井県坂井市が新米を区立宮前小学校に寄贈 米生産者によるオンライン授業も

更新日:令和3年11月12日

品川区と連携協定を締結している福井県坂井市から、区立宮前小学校(戸越4-5-10)に全児童分の坂井市産コシヒカリが寄贈され、給食で新米を堪能した。また、同校の5年生36人がお米に関するオンライン授業を受けた。

子どもたちにお米の特別授業を実施したのは、坂井市の米生産者である田中 利男さんと堀口 貴司さん。おいしいお米を作る秘訣の一つとして、地下パイプラインが活用されていることや、無人で動く自動運転トラクターやヘリなどの最新機材を導入しているという話に、子どもたちはメモを取りながら真剣に聞き入っていた。
 
授業の後には、学校に寄贈されたコシヒカリがさっそく給食として登場。子どもたちはご飯だけでパクパク食べ進めるほど、普段のご飯との味の違いに驚いている様子。ご飯のおかわりには長蛇の列ができ、10分もしないうちに完食となった。

子どもたちは「食べる前から甘い匂いがしていてびっくりした」「もちもちしていて、噛めば噛むほど口の中に甘い味が広がって箸が止まらなかった」と新米のおいしさの虜になっていた。

なお、坂井市のからは、「ご家庭でも坂井市のお米のおいしさを味わってほしい」と、全校児童243人全員に各2合の新米がプレゼントされた。

品川区と坂井市は、「特別区全国連携プロジェクト」をきっかけに交流を深めており、令和元年9月5日に、双方の地域の活性化と豊かな住民生活の向上に資するため、連携協定を締結。文化、観光、産業、教育などをはじめ、様々な分野において連携を推進しており、今回の事業もその一環として実施された。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。